生活基盤はだれがどうやってつくるのか

「自助」が強い社会は、互いに生活基盤を整えて助け合えます。
「共助」を目指す社会は、生活基盤を社会全体で作っていこうと試みます。
「公助」を重要視する社会では、社会インフラが生活基盤のカギとなります。

 

私たちが自然の中で生きていた時代は、きっと「自助」+「共助」+「自然」が生活基盤を作っていたのだと思います。
私たちが自然から離れていくにつれて、きっと「公助」が必要となっていった。
人間が形成した社会があり続ける限り、やはり「公助」は必要なのだと思います。
そしてこれからは、「自然との共生」ありきの生活基盤を考えていくことは必須になっていくでしょう。

 

行き過ぎた文明が壊れてくことが見えている今、「自助」と「公助」に依存し、「共助」と「自然」を置き去りにした生活基盤は、文明と一緒に一旦壊れるのかもしれない、と予想しています。

壊れてしまう生活基盤を取り戻す方法は、
「共助」と「自然」に注目して、スクラップ&ビルドで作り直していくというイメージ。
「自助」で培った自分のスキルを持ち寄って。
「公助」で作り上げてきた経験・知識、インフラを活かして。

個人や個別にやるのはしんどすぎます。。。
とはいえ国全体や世界が一体となってやるのはかなり困難。
最初はもっともっとミクロな単位「地域」や「チーム」で生活基盤を整えていくことが現実的と考えています。

 

【どこ】を自分の単位とするか決める。
【なに】を活かすのかを検討する。
そうすると、「だれがどうやって生活基盤をつくるのか」も見えてくるのかな、と思っています。

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