小さなトライは家族から

新しい日常のために、自分が何から手を付けたかを振り返ると、「家族をチームにする」というところからスタートした気がします。

社会変化について悶々と考えていた2020年。
具体的なアクションを考えてはみたものの、仲間たちと動くにもリスクがあり、一人でもできることから少しずつ始めるしかないという感じでした。
加えて、仕事にも影響があり、経済不安は大きくなるばかり。
「何かしなきゃ」という焦りはあるけどどう動けばいいか分からない状況でした。

 

私以外の家族も、「これからどうするのか」について悩んでいました。
コロナ禍に社会に出るチイ、学校に希望を見いだせないユタ、組織に巻き込まれない生き方を模索する旦那さん、それぞれの話を半年ほどかけてじっくり聞きながら私の思いも伝える中で「個別に頑張るのは難しい」という答えに達し、「チーム家族で乗り越える」という結論に。
2月の家族会議はそんな流れで実現したのでした。

 

ずっとマイノリティなまま進んできたわが家…。

なんで厳しくしないのだろう。
なんで離婚しないのだろう。
なんで就職させないのだろう。

まさにこんな印象だろうなーと感じたり、実際に聞かれたりすることもあったりしながら、試行錯誤で暮らしてきた。
互いの自由を保障し合いながらも、「自由と責任はセットである」を合言葉に過ごしてきて、「いよいよ本物の困難がやってくる」とみんなが自覚したとき、“チームでやろう”となることは難しくありませんでした。

物理的・経済的に、家族4人で成り立たせると決めたことで、私にかかる負荷は大きく減り、より一体感が生まれました。
今年やれたいくつかの小さなトライがあるのですが、そこにも「チーム家族」の支えがありました。
「家族がチームになる」ということ自体も、トライと言えるかもしれません。
今わが家がやっていることは「小さな社会実験」なのだな、という感じがしています。

この社会実験から、次のアクションに進む方法を見つけ出せたらと考えています(^-^)

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