改めておもしろいうちの子どもたちの日常

塾経験なし、受験経験なし、スポ少やまともな習い事も経験のないわが家のチイとユタ。
ゲームやYouTube視聴などの制限も、基本的にはしたことがありません。

お年玉やお小遣いはあげたことはなく、祖父母からもらう臨時収入で賄えない買い物を希望するときは保育所時代から「アルバイト」。3DSを小学校2年生で購入したことをスタートにして、ゲーム機などもすべて自己負担で購入しています。
家にある以外のおやつが食べたい時も小学生時代から自分で購入。高校入学以降は、必要以外の外食も「自己負担」にしました。そんなわけなので、外出時、ふたりはいつでも財布持参です。
ラーメンの券売機の前で財布とにらめっこしながらチケットを買う二人の姿を店員さんが興味深げに眺める様子はなかなか面白いですよ(笑)

 

「子育ち」がこんなふうに着地するとは思っていなかったので、振り返りながらこれは本当におもしろい、とニヤニヤしながら楽しんでいます。
※ネタとして楽しんでいたら、ちょうど1年前にわが家の「子育ち」のお話をさせて頂く機会を頂きました。
子育てを頑張らずに自主性を育む
『子育ち』で育った私達が思う事

 

中学校入学から半年ほどで学校に行かなくなったユタは、その後面接と作文で通信制高校の通学コースに入学するも、コロナと重なったことも影響して通学が面倒になり、あまり通学しない1年生を過ごしました。姉のチイも通信制の声優コースに週5日通学していましたが、コロナ直前、2年生の終わり頃にWEBコースに変更。2020年はふたりともほぼ家にいる生活になりました。

2017年にユタが不登校になったことを皮切りに、2019年10月に旦那さんが会社に行けなくなり、2020年1月ににチイがWEBコースに変更し、コロナで私もリモートワークに切り替わり…と、家族が段階的に在宅生活に移行し、4人全員が日中家にいることも珍しくなくなりました。
はたから見ると、いつ休み?いつ学校?いつ仕事?という不思議な生活。ONとOFFの境のないわが家です。

そんな中、4月から社会人になったチイは生活費を入れること、携帯料金を本人払いに切り替えることを選択しました。
ユタは家事を担うことを選択し、3月から頑張っています。

あいかわらず、「規則正しさ」や「努力義務」を求めないので、昼夜逆転は日常茶飯事ですし、運動不足や進級の危機など【常識的に良くないとされる日常】は散見されますが、【一人一人が自分の自立を目指している】ということは間違いない状況です。

自分たちで構築したこのゆるさと厳しさのバランスがとってもおもしろいし、実際、大きな不安もありつつ「毎日が楽しい」という思いもあるようです。
この調子で、どんな展開になっていくのか、予測できないふたりの未来を楽しみにしている日々です(*^^*)

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