なんて恵まれた自分なんだろうと思った

仕事三昧だった年末年始を過ごし三が日が過ぎた頃、低血圧による背中の硬化から徐々に腰に負担がかかり、初めてのぎっくり腰を経験しました。

腰の痛みと低血圧のコラボ(^^;
気と血の流れが滞り、全く動けなくなるという事態。
布団からようやく這い出し、ファンヒーターで強制的に腰背中を温めると少し動けるようになる。
そこから家族に支えてもらい、何とか浴室にたどり着いて湯舟に浸かる。全身が温まり、少しまともに動けるようになる。1日2回の「自宅湯治」を繰り返し、電気毛布の入った布団にくるまり、温めてはパソコンに向かって執筆。もともと「出勤」というスタイルではないし、コロナ禍のおかげもあり取材も打合せもオンライン。なんとか仕事もこなせました。

 

わが家は「主夫」がいるので、家事全般心配なし。
洗濯物を畳む担当のユタが、着替えも準備してくれました。
トイレや入浴の移動はチイが支えてくれました。
お茶、ティッシュ、携帯の充電…小さな動作もリビングに誰かいればサッと手伝ってくれます。
年明けは連日雪でしたが、雪かきもしてもらい、不自由なく、快適な療養生活。

徐々に動けるようになり、掃除、雪かきを少しずつ再開。
しんどくなったら、休んだり、頼んだりしました。
完治には至っていないので、今も様子を見ながら活動し、改めて体を傷めない生活習慣を目指そうと考えています。

 

体のカウンセリングを長年してきた中で、ぎっくり腰や腰痛を抱えた人は数多くいましたが、私のように療養できていた人には出会ったことがありません。
みんな、痛みがあっても動ければ、コルセットをしながら、痛みをこらえながら、完治を待たず家事や仕事をしていました。
ぎっくり腰から始まる腰痛が持病となり、繰り返し痛むという日常を過ごす方が大半です。

「なんて恵まれた自分なんだろう」と思いました。

「人生折返しは、身体も折返し。これから10年毎に大きな崩れがある。その都度しっかり治しながら学ぶことが肝心」
お世話になっている鍼の先生はそんなふうにアドバイスしてくれて、恵まれた自分は、この教えを守れるようになろうと思いました。
そして、頑張り続けるみんなを、いつか支えられる自分になりたい。
“理想論”を形にするためにも、この更年期の時期を大事に過ごしたいと思いました(^-^)

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