うちは大丈夫ですかね…?と思った件

社会全体、世界的にも人口減少に向かっていくのだと思いますが、例外なくわがまち、わが県も近年、人口は減少しているようです。

さすがは100万都市、政令指定都市仙台の人口減少が目立ちます。
昭和の時代にベットタウンとして注目され、大規模開発から30~40年が経過したわがまち泉区の人口減少数は、仙台市内でも最も多いようです。

仙台市内の企業を取材すると「若者が首都圏に流出してしまう」というお話も多く、特に男性の採用はなかなか困難であるとお聞きします。
先日は、私が育った団地・泉区長命ヶ丘が仙台市で一番の高齢化率と知って驚きました。名実ともに「長命」となったこと、ある意味すごいなーとも思いました☆

 

このところ「兵庫県明石市」に注目しています。
9年連続人口増。当然税収も増加し、赤字財政から健全財政に、市として貯蓄も増えていると言います。

その柱となっているのが「社会的弱者に寄り添う取り組み」です。
特に予算「3倍」をかけて取り組む子ども子育て支援が注目されています。

スローガンは
「やさしい社会を明石から」
市民に一番近い市政が主体性を持ち、国や県よりも先に動く。
「親は子どものために、家計をやりくりし、時間を割く。市として同じことをしているだけ」
このように泉市長は話しています

 

実は宮城県でも人口増加している自治体があります。
明治22年に「富谷村」がスタートし、以来127年もの間、一度も合併することなく村から町となり、2016年に全国で791番目の市にまで発展した「富谷市」です。

富谷市には何度かおじゃまし、市長のお話も聞いたことがありますが、市民と市長がとても近い関係であることが印象的でした。
明石の泉市長と同様に、やはり社会的弱者に寄り添う政策に力を入れている印象があり、「社会活動を行う方々が目立つ存在」になっています。それは、市長が活動者と直接触れ合い、「官民一体」でまちづくりを進めているからだと思うのです。

 

さて、うち(仙台市)はどうかしら…と考えた時、
「大きな都市は難しいよねー」と考えるのか
「うちは大家族だから大家族に合った政策をしよう」と考えるのか。

リーダーが「家族」と感じていない実態があるとしたら、「違う形の家族像」を描いていくしかない。

 

「うちは大丈夫ですかね…?」と思った瞬間に、
「うちは兄弟姉妹が自立してるから、という方向で行くのが現実的だろう」と。

好事例にしっかりと学びながら、自分の足元から整える方法について、黙々と考えているこの頃です(^^;

コメントは利用できません。

トトへのコンタクト

トトへのコンタクトはこちら