「アズワン鈴鹿」に行ってみました③

知れば知るほど深いアズワン鈴鹿コミュニティ。
一度のツアーですべてを知ることは難しいので、私が今回特に重点的に学ぼうと思ったのは「暮らし」のことです。

■鈴鹿カルチャーステーション
・コミュニティHUB
・コミュニティスペースJOY

コミュニティの人々はカルチャーステーションの近くに家を持ったりアパートを借りたりしてそれぞれ点在して暮らしていますが、登録とか名簿とかそういった管理機能がないのだそうです。
家族の日常にそのようなものは必要ないわけなので、自然とそのようになったのかな、という感じがします。

暮らしの中心となっている「鈴鹿カルチャーステーション」には、コミュニティの人々の暮らしのベースを整える「HUB(ハブ)」の機能が常設されていました。誰かがいつもいて、気軽に相談が出来たり、一人一人と丁寧にコミュニケーションを取る“お母さん”のような役割を、この「HUB」が担っているのだと思いました。寛げるリビングのようなスペースがあったり、あちこちにソファが置かれていたり、お茶室もあります。
洋服や道具などの持ち物、技術なども当たり前のようにお金を介することなくシェアされているようです。

「JOY(ジョイ)」には日用品や食料が並び、おふくろさん弁当やSUZUKA FARMからのお弁当や野菜も届きます。コミュニティの人々はお金を支払うことなく利用でき、料理を作ってくれる人がいてみんなと一緒に食事もできます。台所、ダイニングのような役割をしている場所のようでした。

調味料が一人分ずつに小分けにされていたり!
手作りの梅干しがおいしそうでした♪


■子ども達の遊び場

・はたけ公園(SUZUKA FARM)
・すずかの里山

アズワン鈴鹿コミュニティの子ども達は親とだけ過ごす必要がなく、SUZUKA FARMにあるはたけ公園やすずかの里山でコミュニティの大人たちに見守られ安心して過ごすことができます。

コミュニティの子ども達のために、遊び場を整えてくれる大人がたくさんいるようでした(*^^*)

【“大きな家族”として過ごすシンプルな暮らし】
アズワン鈴鹿コミュニティは「組織ではなかった」ということを強く感じました。
あくまでも「家族」なので、過剰な取り決めやお金のやり取りも不要で、シンプルに家族の暮らしを営むためにみんながそれぞれに役割を持って暮らしている、たぶんそういう状態。
「申告は?」「税金は?」などという疑問も、「家族」と考えると回答は極めてシンプルで、それぞれに日本社会の決まりに沿いながら、暮らしは協働ということのようでした。

また、どこまで親密な家族となるかはひとりひとりに委ねられていて、家計を融通し合う関係性の人達もいるし、「コミュニティ運営費」を支払う形で関わっている人もいるとのこと。「HUB」や「JOY」がそれを元に運営され、課題は“話し合い”で解決しながら、より良い暮らしを目指して過ごしていることが想像できました♪

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