「7つの習慣」を10年以上前から読んでいます。
難しくて同じところを何度も何度も読み返しながら、自分の習慣を変えるために少しずつ本の内容を実行してきました。
「主体性」や「目的を持ってはじめる」など、自分が理解できた部分は仕事仲間や子ども達にもシェアしてきましたが、最近になって具体的にやり方をシェアしなおしたり、地域の仲間に新たにシェアするなど、この本の内容をネタにできる場面がとても増えています。
伝え方が上手くなったこともあるのだとは思いますが、以前は「難しくて理解できない」という声ばかりだったのに対し、近頃は「なるほど」と腹に落ちているように見える人が多い感じ。
時には繰り返し確認し合って、そうだった、そうだった…と互いの習慣を見直す作業もできるようになりました。
7つの習慣をはじめとした「原理原則」が伝わる集まりの中では、自分の依存に気が付いたり、子どもを含めた自分以外の人を尊重することやwin-winの関係について語り合うことができ、「それぞれが勝手に学ぶ」ということが起こってくるので興味深い。
1対1よりも、複数の人と振返りを繰り返すことで、「勝手な学びが強化されている」ことも実感しています。
さらに、このような輪の中では常連と新規参加者がすぐに溶け合う様子も見られ、今日会ったばかり!?と思える関係になれることもしばしばです。
「原理原則の中での学び合い」はかなりの収穫があると言えます。
自分のまわり、小さな地域で、こんな場が実現することは10年前には考えられませんでした。
なんでこんな状況になっているのか、なんでこんなに苦しいのか、そこからどうやったら抜け出せるのか…みんな真剣に考えだしています。
このチャンスを逃さず、みんなでそだちあっていきたいと思っています。
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