経営者としての私の日常

トト.ライティングとしてスタートしたのは2017年。それまでは病になった母の仕事を引き継いで、12年間「社長業」をしていました。
多くの仲間とともに仕事に奮闘し、大変な苦労、大きな喜び、両方を経験しました。

多くのお客様を抱え、大きなお金を動かす日々。従業員や販売員の育成をする中で、互いの成長を喜ぶこともできた。
ある日突然、未経験で飛び込んだので、多くの失敗や犠牲も伴いました。
今思えば、振り幅がとても大きな日常でした。

引き継いだ当時、チイは3歳、ユタは1歳半、旦那さんは2年間の主夫・子育てを経験しました。
「とんでもなく大変だった」
家族に残る印象はそんな感じです。
今はその12年間を振り返り、それぞれ本当に苦労して過ごしていたねー、と語り合っています。

 

会社は残したので、今も「社長」なのですが、今は従業員も販売員もいません。
定年退職した父が請負仕事をしたり、再び主夫になった旦那さんや様々なスキルを持つ仲間に手伝ってもらったり、お客様に支えられたりしながら、かつてに比べると考えられないほどのんびりと、仕事をさせて頂いています。

 

「どっちが良い?」と言われたら、家族にとっては「今のほうが良い」。
私にとっては「どちらとも言えない」という感じ。
ただ、この選択に後悔はなく、当時とは違う別な苦労や喜びを味わっている、という感じです。

12年間、激務が多かったこともあり、体は想像以上にボロボロになっていました。
それを思えば、あの生活を続けることは難しかったと思うので、今の日常になったことは必然だったかもしれません。
今は淡々と、小さな会社を回しながら、足りない経費を副業で稼ぎ、休みたいときに自由に休むという日常です。

経営者として経験してきた苦労や喜びは、今の日常に確実に活きていて、これからさらに活かされていくように感じています。
少なくとも、「自分仕事」は本当に良いです。
信頼できる人と気持ちよく仕事をさせて頂き、恵まれているなーとも思います。
この自由な働き方をずっと維持できるよう、心身を整えて進むことが今の課題です。

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