Happy People でいるために

国宝・重要文化財の補修を手掛ける小西美術工藝社社長でイギリス人のデービッド・アトキンソンさんの「国運の分岐点」を読みました。
日本人にとって、かなり衝撃的かつ根本の問題を問う内容。「現実から目を背けてはならない」と強く訴えるアトキンソンさんの主張には、数々の反対意見があるようです。しかし読み進むほどに現在の日本の状況の根底にあるものが明らかになり、身がすくむ思いでした。

大西つねきさんの“通貨発行の仕組みを変える”という主張もまた、経済を根本からひっくり返す、ということを語っていて興味深く感じています。多くの方々がその考えに賛同し始めているようです。

いずれにせよ、日本は明治維新以来、規模としてはそれ以上の大改革が起こるという予想は間違いなさそうです。さらに大西さんの主張は、同時に世界も変わろう、というお話し。そんなことも起こるのかもしれない。
このような大胆な話が受け入れられる時代。むしろそちらの方が現実的とも思われるほどに、社会は病んでいるということなのだと思うのです。小手先の対策ではにっちもさっちもいかなくなっていることが明白になってきた。そんなふうに皆が気付いて、現実をようやく直視し始めた。

変わるしかない、変化に対応していくしかない、立ち止まっているわけにはいかない。そんな時代に入りました。

日本社会は確実に大変革が起きる。
たぶん世界も、逃げ場がない。どんなに抵抗しても変化が訪れる。
大災害が起こるたびに、その波は加速されていきます。
怖いですが、仕方のない流れ。

Happy Peopleでいるために。
好きも苦手も、同じも相違も、嘘も真も言ってる場合じゃない。
変わることを承認すると決めよう。むしろワクワクして変革を体験しよう。
隣と手をつなぎ、地域や家族がチームになって、この大波を乗り越えよう。
皆と一緒なら、きっとHappy Peopleを目指していけるのだと思います。

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