はじまる、つづける、変化する

最近「変化」をはっきり感じられる場面が増えています。
個人的にもそうだし、家族、友人、地域、社会など、様々な出会いや交流の中で感じていることです。
「変化したい」と思うのは人間の自然な欲求だと思うのですが、変化に集中している人よりも、今に集中している人の方が「変化」しているように感じます。

「変化」の場面に出会うことが多くなり、何がそうさせているのか、ずっと考えてきた一年でした。
12年の介護生活を経て母を見送り、12年前より大きく変化していた家族。
義務教育に疑問を感じながら自分の本質と向き合ってきて、すっかり大人になった子ども達。
そして、仕事で出会う人たちは、社会に少なからず「変化」をもたらしている人が多かった一年。
皆に共通することは、変わって欲しいと期待したり、変わりたいともがいたりするよりも、今を楽しんだり、目の前のことやその瞬間の自分の思いを大事にしたりしている人たち。2018年はそんな人たちの「変化」をたくさん見たり、聞いたりしました。

 

そんな一年を経て、必要だなーと感じる要素は「はじまる」と「つづける」です。
強い思いに突き動かされて、または自ら決断して「はじまる」。
自分のペースで、ブレることなく、時には仕切り直したりしながら「つづける」。

「変化」はそのふたつを実行しているうちにいつの間にか訪れている。そんな感じ。
力づくで変えたり、突然に変わったりすることはなく、現実を直視することで必然的に「はじまる」が起こり、自分や自分以外の人を信じる心が「つづける」を助けてくれて、いつしか「変化」が訪れるのではないか。
「つづける」は5年、10年、中には20年以上も続いている人もいたり、たくさんの人や要素が複合的に絡んで少し加速していたり、かなりの根気や巻き込むパワーも必要な感じです。それでも「つづける」が途切れなければ「変化」が起こり、また新しい「はじまる」が生まれたりしているようです。

現実を直視する、自分や自分以外の人を信じる、どちらもなかなかできないことではありますが、「変化の時代」を幸せに生きるために。ぜひ勇気を持ってチャレンジしたい。
2019年はそんなことを皆と語れる一年に出来たら良いなと感じています(^-^)

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