あたり前が変わる

多様な性を考える『にじいろ協働事業』のお仕事をへて、私の中のあたり前がどんどん変わってきました。
PTAの仕事やユタの不登校から発展して、シュタイナー教育コミュニティスクール#不登校は不幸じゃないなど、多くの出会いがあり、やっぱりそうなんだよね、という確認も多々あります。

日本は、これまでのあたり前に疑問が噴出してきていて、大きく揺れています。
ネット社会が作ったかつてないコミュニケーションや、数々の大きな震災で起こる地域コミュニティの見直し、働き方改革などから、きっと大きなデトックスが起きている。日本の揺れはその”“好転反応”でしょうか。

そもそも現代のあたり前は歴史が浅すぎます。
縄文人が聞いたら笑っちゃうくらい短い時間でできたあたり前を、日本人はひいおじいちゃんの世代から大事にしてきてしまいました。
そして本当に大切なことを見失ってしまった。

本当に大切なことは、それぞれが幸せに生きること。
皆が自分の幸せについてい考えて、それぞれに幸せに生き続ける方法を皆で考えればいい。互いに「尊重」さえできれば、平等も公平も気にする必要がなくなるはず。

「尊重」はヒトだけでなく、動物や植物、自然、地球、宇宙、全部について考えることが重要です。
何かをおろそかにすると、途端にバランスは崩れる。
今はまさに、すべての尊重をおろそかにし、すべてのバランスが崩れている状況。起こるべくして起こっている大きな揺らぎなんだろうと思います。

あたり前はずっと前から常に更新され続けていました。
世界は私たち日本人が知らないうちに、あたり前を更新し続けています。
ちょっと辛いけど、後れを取り過ぎている分、私たちは大きく揺れるしかない。
あたり前が変わることを心から楽しみに。前を向いて歩いていきたいと思います。

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