子ども達の人生、私たちの人生

母の看取りや葬儀で気力使い果たし、寝込みがちだった体も少しずつ回復。
上下しながらも体が言うことを聞くようになってきました。

子どもも中高生ともなると、母親が具合が悪くても心配などしません。でも、仕方ないとあきらめながら、家のことをしてくれたり自分で食べるものを用意したりします。
「うちにはもう、オトナしかいいないな」と実感する日々です。

高校生になり、中学校と変わらないモヤモヤ環境の学校対して入学早々から不満いっぱいだったチイも、自分の目標に集中しはじめ、今と未来と両方へのパワーバランスを取れるようになり始めています。顔つきも体つきも変わってきました。
不登校になり5ヶ月目のユタは、ますます自分の活動に未来を感じ、学校には目もくれず日々目の前の“仕事”に没頭しています。体はどうやら私の身長を越えたようです。

『子ども達』とは言いながら、もはや彼らは別次元を生きていることを実感しています。
でも“本質的な情報やパワー”に触れる時だけ、家族はリンクします。

かみさまは小学5年生」のすみれちゃんの“覚悟”について、親子で語り合いました。
自分の役割をここまで感じて行動している彼女はスゴイ。

昨日はキャロル・キング「ライヴ・イン・ハイド・パーク」のDVDを旦那さんがプレゼントしてくれて、家族みんなで感動を味わいました。
「“気”がめちゃめちゃ良い」とユタ。
70代のキャロル・キング、娘のルイーズ、バンドメンバー、そして会場を埋め尽くす観客までみんなの幸せが一体となり、どこまでも温かい。画面からも伝わる圧倒的にピュアなパワーに親子で感動しました。

幸せな表情のキャロル・キングを見て、あー、母親はこんな姿を見せればいいんだ、そんなふうに感じた。
子ども達の人生、私たち夫婦の人生は別々に歩み始めたけれど、オトナ同士だからこそ味わえる感動や共感があり、これからはお互いの人生を楽しみに生きていくことができる。なんて幸せなことなんだ。
いつの間にか、母親としての私の“モヤモヤ”はどこかに行ってしまっていました。

なんとも幸せな母の日、birthday monthの5月。
体はおばちゃんになって少々不自由ですが、そんなことも楽しみながら過ごしていきたい。
そんなことをじんわりと感じていた今朝でした(^-^)

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