「自分軸」で語ろう

ありのままで~しあわせな不登校のすごしかた~』という冊子に出会いました。
不登校の子や親に向けたメッセージ、日本の教育についての考察、新しい学び方についてなど、多くの方が寄稿した原稿が掲載され、大変興味深いです。

また、いじめに対策について紹介したハンドブックを読む機会もありました。
“苦痛”や“反抗期”などを前提とした対策を紹介していて、いじめの有無を追求するのではなく、大人が気付くことに焦点を当てることについて主に書かれていました。

『ありのままで』は、大人たちが主に「自分軸」で語っています。自分が感じていること、自分が表現したいこと、自分が伝えたいこと。そんな“大人の自己表現”が伝わってきます。
いじめ対策ハンドブックは、「子ども軸」で語っています。子どもが思っていること、苦痛に感じていること、思春期の子どもの心。そんな“一般的な子どもの様子”を確認し、望ましい大人の対応やふるまいについて考える内容になっています。

2つの冊子を比べた時、感じるのは「大人と子どもの距離感」です。
『ありのままで』は、大人が「自分軸」で語っているのに近く感じる。いじめ対策ハンドブックは、大人が誠意をもって「子ども軸」で語っているのに、なぜか大人と子どもの距離が遠く感じる。

国連では18歳以下の人を子どもと定義していて、日本でも間もなく20歳成人が18歳に引き下げられることになりました。
生まれてほんの18年で大人とみなされることになりますが、子ども達は「大人像」について学ぶ機会も18年しかないとも言えます。どんな大人になりたいか、大人になったらどう考えどう行動すればいいのか、大人と子どもの違いはなんなのか。。。そんなことを学ぶとき、子どもと大人の距離が近かったら、楽しく、自然に、知らず知らずに、「自分の中の大人像」が生まれそうです。

大人と子どもが、互いに「自分軸」で語りながら互いを承認し合い、共にのびのびと羽ばたけるのが私は好きだな。「子ども軸」は共感したり、見守ったりするだけでいい。それだけで、子ども達は自分で自分の大人像を描いていくに違いない。
私たちの大人像をもっともっと「自分軸」で表現できたらいいなと思いました(^-^)

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